2010年1月14日木曜日

BA 客室乗務員の静かなる反抗

人員削減や賃金カットが進む BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)。

昨年末も、クリスマス休暇の繁忙期を狙って、客室乗務員が 12 日間のストライキを予定していましたが、BA 側が訴訟に持ち込み、裁判所からの中止勧告で
ストはあえなく中止に

そんな積極的な活動が押さえ込まれてしまった客室乗務員、次に始めたのは「
静かなる反抗」。未使用なファーストクラス向けビンテージワインの中身を機内の流しに捨てたり、アメニティグッズのポーチを捨ててリサイクルできなくしたり、コスト削減に対する抵抗運動を始めたのです。

どこかいたちごっこな作戦ですが、日本に限らず航空会社はどこも火の車…。

関係ないですが、私は BA やヴァージン・アトランティックなどの英国航空便を使うのが好きです。イギリスに行くのが便利なのはもちろんですが、機内上映でイギリスのテレビ番組を観られるので。キャセイ・パシフィックも結構イギリスのテレビ番組が充実しています。

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BA cabin crews' passive resistance

The British Airways has been forced to cut jobs and salaries under the poor financial condition.

At the end of last year, members of the British Airlines Stewards and Stewardesses Association (Bassa) were planning a 12-day strike targeting Christmas holidays. The BA took a legal action and the court banned the strike.

After the incidence, cabin crews started "passive resistance" against the cost cut by their own way. Some crews poured unfinished bottles of vintage wine in first-class down the sink, other threw away washbags not to be recycled.

It sounds a cat-and-mouse game between two sides. Not only Japanese air line, BA is struggling, too.

By the way, I like using British airlines, such as BA or Virgin Atlantic. Not only a good access to the UK, flight entertainment is also one of the main reasons. I like enjoying British TV programs during the flight. The Cathay Pacific also has a good range of programs.

2 件のコメント:

  1. まだ使えるものを捨てるのはもったいないね。Mottainai!
    そういうやり方では、ストしても世論の理解を得られないんじゃないのかな。
    日本では、公的サービスを提供している企業の労働運動は、世論の理解を得ないと成功しないけど、イギリスではどうなんだろう?

    世論なんて気にしない?
    それとも、世論は常に労働者の味方?
    どちらも、日本よりその傾向は強い気がするね。

    ところで、のりこさん、バイリンガル・ブログをこんなに毎日アップしてるなんて、すごい。
    私は、英語を書くのが面倒でたまりません。日本語よりもやはり心理的抵抗が大きいよ。日本語ほどはうまく言葉を操れないストレスもあるな。
    時間もかかるし、完成品のクオリティも、どうしても日本語以下になっちゃうしね。

    「日本語→英語」の順で、ゆるやかに訳すように書いているのでしょうか?
    執筆の際の心理プロセスに興味があります。

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  2. みづさん

    コメントありがとうー。
    このストのやり方がいいのか悪いのか、なかなか微妙だよね。環境系 NPO/NGO から突っ込みが来ても良さそうだけど、やっぱりみんな労働者の味方なのかな。

    さすが、編集者的な立場からの指摘でしたね(笑)

    まだ今は書くことにはまっているので、毎日書くのが楽しくって…、どんどんいろんな情報が入って来て追いつかないくらいなの。

    大体、日本語 → 英語かなあ。
    英語で書いたこともあったけど、日本語に訳すのが難しくなっちゃったり(汗)

    英語は日本語をそのまま訳してもしょうがないだろう、ってことで、かなり意訳して、日本語を書いた後におまけで一気にがーっと書いてます。

    文法で間違っていても、ネイティブが誰かつっこんでくれるかな??

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