TED(Technology Entertainment Design)のことを知ったのは、イギリスの TV シェフ、ジェイミー・オリバーの Twitter でのつぶやきからだった。以前、このブログでも彼の表彰スピーチを紹介した。
TED は、著名な方々の革新的なスピーチをインターネット上で惜しみなく、無料で紹介している。それはクリス・アンダーソンの話題の書、「 フリー ~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」でも紹介されている。
ネットで全世界に向けて配信する上で必要となってくるのが、動画につける翻訳。なんと TED の動画についた字幕は、全てボランティアの翻訳者・レビュアーによって作成されている。
今回志願して、初めて TED で翻訳をてがけたのが、ジェイミー・ヘイウッドのスピーチ。
じつは、ジェイミー・オリバーを選択しようとして、たまたまジェイミー・ヘイウッドを選んでしまい、担当することになったという偶然のめぐりあわせだった(不純な動機でごめんなさい、ヘイウッドさん)。
でも、この偶然が ALS(筋萎縮側索硬化症)という難病、それだけでなく、人が生きることの本質について、また人が生きていく上でどう社会と関わっているのか、テクノロジーはそのために何をすることができるのか、といったことについて考えるきっかけを与えてくれたのだ。
予備知識も何もなかったので、立岩 真也「ALS 不動の身体と息する機械」など、限られた時間で関連情報を漁った。
ジェイミーは最新のテクノロジーで、ALS 患者であった弟の生そして死を無駄にしないために、病と闘う全ての人のために Web ツールを開発した。果敢な挑戦は Apple のタイムマシーンの技術まで巻き込んで、この辺りはさすが MIT 卒業生。
時として、人生は驚くほど残酷だけど、ジェイミーがスピーチの中で紹介している活動のように、厳しい現実から目をそらさず、優しいまなざしでできる限りのことをするという前向きさにはっとさせられた。
動画の翻訳は初めてで慣れないこともあったが、無事に翻訳は字幕として公開された。拙い翻訳のレビューをしてくれた Kaori さん、どうもありがとうございました!
TED は、著名な方々の革新的なスピーチをインターネット上で惜しみなく、無料で紹介している。それはクリス・アンダーソンの話題の書、「 フリー ~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」でも紹介されている。
ネットで全世界に向けて配信する上で必要となってくるのが、動画につける翻訳。なんと TED の動画についた字幕は、全てボランティアの翻訳者・レビュアーによって作成されている。
今回志願して、初めて TED で翻訳をてがけたのが、ジェイミー・ヘイウッドのスピーチ。
じつは、ジェイミー・オリバーを選択しようとして、たまたまジェイミー・ヘイウッドを選んでしまい、担当することになったという偶然のめぐりあわせだった(不純な動機でごめんなさい、ヘイウッドさん)。
でも、この偶然が ALS(筋萎縮側索硬化症)という難病、それだけでなく、人が生きることの本質について、また人が生きていく上でどう社会と関わっているのか、テクノロジーはそのために何をすることができるのか、といったことについて考えるきっかけを与えてくれたのだ。
予備知識も何もなかったので、立岩 真也「ALS 不動の身体と息する機械」など、限られた時間で関連情報を漁った。
ジェイミーは最新のテクノロジーで、ALS 患者であった弟の生そして死を無駄にしないために、病と闘う全ての人のために Web ツールを開発した。果敢な挑戦は Apple のタイムマシーンの技術まで巻き込んで、この辺りはさすが MIT 卒業生。
時として、人生は驚くほど残酷だけど、ジェイミーがスピーチの中で紹介している活動のように、厳しい現実から目をそらさず、優しいまなざしでできる限りのことをするという前向きさにはっとさせられた。
動画の翻訳は初めてで慣れないこともあったが、無事に翻訳は字幕として公開された。拙い翻訳のレビューをしてくれた Kaori さん、どうもありがとうございました!
参照:
- 立岩 真也「ALS 不動の身体と息する機械」
- TED 「ジェイミー・ヘイウッド:弟が命を吹き込んだ大計画」
Jamie Heywood: The big idea my brother inspired
I found TED (Technology Entertainment Design) by a tweet of Jamie Liver, English TV chef. I wrote about his winner's presentation in my previous post.
TED offers tremendous numbers of speeches by innovative people...scientists, artists, entrepreneurs, activists, and so on. Amazingly they provide all movies for free which is introduced in a simulating book, "Free: The Future of a Radical Price" by Chris Anderson.
Once they started delivering videos across the Internet, the translation for them has been needed for international audience. Believe or not, all translation and subtitles are made by volunteer translators and reviews all over the world.
This is my first challenge to join TED translation project. My first translation was the speech by Jamie Haywood.
To be honest, I selected Jamie "Heywood" when I was about to choose Jamie "Oliver." Then I was given an honorable chance to translate his presentation (sorry, Mr.Haywood...)
This coincidence brought me the chance to think about ALS (amyotrophic lateral sclerosis), intractable disease, then why we live, how we connect with people, and what technology could do for us.
As I started without any previous knowledge, I had to find related information (e.g. Books by Shinya Tachiiwa "ALS - immobile body and breathing machine") over a finite period of time.
Jamie utilized cutting-edge technologies to develop Web tool for all struggling patients and not left his brother's life and death in vain. His valiant challenge employed "time machine"... Apple's unique technology. I have no doubt that he is one of the brilliant and skilled MIT graduate.
Generally, life is so cruel. Jamie talked about his activity with strong motivation. I was deeply impressed that he accepted the hard facts of life, tried to do his best and always did not forget to give a benevolent gaze to patients.
It was also a new challenge for me to translate and caption a movie. Now I'm so glad that my translation was published as subtitles. Kaori-san, thank you for helping with my crude translation as a reviewer.
Read more...
- Shinya Tachiiwa "ALS - immobile body and breathing machine"
- TED "Jamie Heywood: The big idea my brother inspired"
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